時刻同期サーバーの Chrony を設定します。
CentOS-7.6 では、標準でインストールされているようです。
もし、インストールされていなければ、インストールしてください。
Chronyを確認する
Chronyがインストールされているか確認します。Chrony 確認
#----- chrony を確認する
[root@vm etc]# yum list installed | grep chrony
chrony.x86_64 3.2-2.el7 @anaconda
[root@vm etc]#
#----- chrony がインストール済か確認する
[root@vm etc]# yum list installed | grep chrony
chrony.x86_64 3.2-2.el7 @anaconda
↑ 結果が表示されたので既にインストールされている
[root@vm etc]#
Chronyをインストールする
Chronyがインストールされていなければ、インストールしてください。yum コマンドで、Chronyのパッケージをインストールします。
Chrony インストール
#----- chrony をインストールするコマンド
[root@vm ~]# yum -y install chrony
[root@vm ~]#
Chronyを設定する
日本のNTPサーバーに接続する設定に変更します。Chronyをインストール
#----- 設定ファイルをバックアップする
[root@vm ~]# cp -a /etc/chrony.conf /etc/chrony.conf.org
[root@vm ~]#
#----- 設定ファイルを編集する
[root@vm ~]# vi /etc/chrony.conf
#--------------------------------------------------
#★ 接続先サーバーを変更する
server 0.centos.pool.ntp.org iburst
server 1.centos.pool.ntp.org iburst
server 2.centos.pool.ntp.org iburst
server 3.centos.pool.ntp.org iburst
↓ 上記を全てコメントアウトして、下記を追加して、変更する(参照するサーバーを変更)
server ntp.nict.jp iburst
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp iburst
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp iburst
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp iburst
#--------------------------------------------------
#----- 編集内容を保存してエディタを閉じる
:wq
[root@vm ~]#
#----- chronyd 再起動
[root@vm ~]# systemctl start chronyd.service
[root@vm ~]#
Chronyの動作確認
先頭が ^* や ^+ になっていれば、同期されています。Chronyの動作を確認する
#----- 動作確認
[root@vm ~]# chronyc sources
^* ntp-a2.nict.go.jp 1 6 377 43 -727us[-1311us] +/- 11ms
^- ntp1.jst.mfeed.ad.jp 2 6 377 42 -456us[ -456us] +/- 77ms
^- ntp2.jst.mfeed.ad.jp 2 6 377 42 +1538us[+1538us] +/- 82ms
^- ntp3.jst.mfeed.ad.jp 2 6 377 42 +183us[ +183us] +/- 124ms
[root@vm ~]#
#----- 状態の確認
[root@vm ~]# systemctl status chronyd.service
[root@vm ~]#
#----- プロセスを確認
[root@vm ~]# ps -C chronyd
PID TTY TIME CMD
2577 ? 00:00:00 chronyd
[root@vm ~]#
#----- 現在の時刻を確認
[root@vm ~]# date
[root@vm ~]#
Chronyの起動・停止
ntpdateをインストール
#----- chronyd を停止させる
[root@vm ~]# systemctl stop chronyd
#----- chronyd を起動させる
[root@vm ~]# systemctl start chronyd
[root@vm ~]#
ntpdateをインストールする
常時サーバーを起動させていない為、サーバーを起動させた時に時刻がズレている場合が多いです。そんな時、手動で時刻を合わせる必要があるので、ntpdateコマンドで時刻合わせをします。
CentOS-7.6では、標準で ntpdateがインストールされていませんでしたので、インストールします。
ntpdateをインストール
[root@vm ~]# yum -y install ntpdate
~ 中略 ~
================================================================================
インストール中:
ntpdate x86_64 4.2.6p5-28.el7.centos base 86 k
トランザクションの要約
================================================================================
インストール 1 パッケージ
総ダウンロード容量: 86 k
インストール容量: 121 k
Downloading packages:
ntpdate-4.2.6p5-28.el7.centos.x86_64.rpm | 86 kB 00:00
Running transaction check
Running transaction test
Transaction test succeeded
Running transaction
warning: Failed to open SELinux handle.
インストール中 : ntpdate-4.2.6p5-28.el7.centos.x86_64 1/1
検証中 : ntpdate-4.2.6p5-28.el7.centos.x86_64 1/1
インストール:
ntpdate.x86_64 0:4.2.6p5-28.el7.centos
完了しました!
[root@vm ~]#
手動で時刻合わせする
ntpdateコマンドで、時刻を手動で合わせます。ntpdateをインストール
#----- 手動で同期させる
[root@vm ~]# ntpdate -v ntp.nict.jp
1 May 00:00:00 ntpdate[5256]: ntpdate 4.2.6p5@1.2349-o Fri Apr 13 12:52:28 UTC 2018 (1)
1 May 00:00:00 ntpdate[5256]: adjust time server 133.243.238.164 offset -0.000979 sec
[root@vm ~]#
以上で、Chromy の設定は完了です。
続いて、Apacheのインストールをおこなう場合は下記ページをご覧ください。
CentOS-7/Apache/インストール(suEXEC対応)
[CentOS-7.6]
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