はじめに
CentOS5 は、執筆時点での最新バージョン5.1で説明しています。CentOS 5.1 インストール
- BIOSの設定で First Boot Drive が、CDドライブ又はDVDドライブになるように設定して下さい。
- インストール時の画面をプリントスクリーンする場合は、[Shift]ボタン + [PrintScreen]ボタンを押すと、/root/anaconda-screenshots ディレクトリ配下にPNG保存されます。
1. CentOS5のCDをセット
CentOS5.1 のインストールCD(1枚目)を、CDドライブにセットして電源を入れる、または再起動する。2. CentOS5.1 インストール実行
何も入力せずに、[Enter]キーを押す(GUIインストール)。- 補足 CUIインストールの場合は、linux text と入力後 [Enter]キーを押下
3. CDメディアのチェック
[Skip]を選択して、[Enter]キーを押下キーボードのみを使う場合、[Tab]キーで移動します。
- 補足 インストール・ディスクのチェックをしたい場合は [OK]選択、[Enter]キーを押下
4. CentOSグラフィカルインストーラ起動
- [Next]をクリック
5. 言語選択
- Japanese(日本語)を選択
- [Next]をクリック
6. キーボード設定
- 日本語を選択
- [次(N)]をクリック
7. インストール方法選択
※ 既にCentOSがインストールされている場合のみ表示される- [インストール]を選択
- [次(N)]をクリック
8. ディスクパーティション設定
- 「選択したドライブ上のすべてのパーティションを削除してデフォルトのレイアウトを作成します。」を選択
- [次(N)]をクリック
9. 警告メッセージ
- [はい(Y)]をクリック
10. ネットワークの設定
- ネットワークデバイス(ここでは eth0 )を選択
- [編集(E)]をクリック
インターフェイス eth0 を編集
- 「Enable IPv4 support」にある「Manual configuration」を選択
- IP Address項目にIPアドレスを入力します。
- Prefix(Netmask)項目にネットマスクを入力します。
- 「Enable IPv6 support」のチェックを外して、IPv6は無効にします。
- [OK(O)]をクリック
ホスト名、ゲートウェイ、DNS設定
ネットワークの設定画面に戻ったら- 「ホスト名」にサーバーのホスト名(例:www.example.jp)を入力
- 「ゲートウェイ」にルーターのプライベートIPアドレス(例:192.168.1.1)を入力
- 「1番目のDNS」にルーターのプライベートIPアドレス(例:192.168.1.1)を入力
- [次(N)]をクリック
- 【 設定例 】
- IPアドレス: 192.168.1.200
- ネットマスク: 255.255.255.0
- ホスト名: www.example.jp
- ゲートウェイ: 192.168.1.1
- 1番目の DNS(P): 192.168.1.1
11. タイムゾーンの選択
- 「アジア/東京」を選択
- 「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外します
- [次(N)]をクリック
12. rootパスワードを設定
- Rootパスワード(P): xxxxxxxxxx 入力 確認(C): xxxxxxxxxx 入力
- [次(N)]をクリック
13. インストールパッケージの選択
- 「Desktop - Gnome」のチェックを外す
- 「今すぐカスタマイズする」を選択
- [次(N)]をクリック
「デスクトップ環境」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「デスクトップ環境」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「アプリケーション」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「アプリケーション」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「開発」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「開発」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の「開発ツール」のみチェックを入れて、他は全てチェックを外す
「サーバー」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「サーバー」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「ベースシステム」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「ベースシステム」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の「ベース」のみ選択して他は全てチェックを外す
- 「オプションパッケージ(O)」をクリック
「ベース」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 「firstboot-tul」のチェックを外す
- [閉じる(O)]をクリック
「仮想化」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「仮想化」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「クラスタリング」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「クラスタリング」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「クラスタストレージ」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「クラスタストレージ」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の全てのチェックを外す
「言語」パッケージグループのインストールパッケージ選択
- 左欄の「言語」パッケージグループのインストールパッケージを選択
- 右欄の「日本語のサポート」のみ選択して、他は全てチェックを外す
- [次(N)]をクリック
14. インストール準備完了
- [次(N)]をクリック
15. 必要なインストールメディア
- 必要なCD番号が表示さます。
- [続行(C)]をクリック
16. パッケージのインストール
インストールが開始されます。インストールディスク2 挿入
- 2枚目のディスクを挿入
- [OK(O)]をクリック
インストールディスク3 挿入
- 3枚目のディスクを挿入
- [OK(O)]をクリック
インストールディスク4 挿入
- 4枚目のディスクを挿入
- [OK(O)]をクリック
17. インストール完了
インストールが終わったらCDを抜いて[再起動(T)]をクリックこれでCentOSのインストールは終了です。
再起動が完了すると ホスト login: _ の画面が出てきます。
- インストール時の履歴保存ファイル → /root/anaconda-ks.cfg
- yumインストールの履歴保存ファイル → /var/log/yum.log
※ 続いて初期設定 → CentOS5/初期設定
0 件のコメント:
コメントを投稿