qmail 制御ファイル
defaultdomain
デフォルトのドメイン名を指定する。指定が無い場合、meファイルの内容が参照されます。
example.jp
locals
qmail システムが稼動するホストが受け取るメールのドメイン名を指定する。
localhost
www.example.jp
me
自分のFQDN。qmail システムが稼動するホストのホスト名とドメイン名を指定する。※ me で設定したドメインは必ず vpopmail でドメイン登録する事。
www.example.jp
plusdomain
ドメイン部が+で終わっている場合に付加されるドメインを指定する。
example.jp
rcpthosts
SMTP の RCPT を許可するドメイン名を指定する。 SPAM対策用に中継に関する設定。vpopmail でドメイン追加・削除に応じて、自動的に追加・削除される。
example.jp
www.example.jp
LogWatch メール送信先変更
指定のアドレス宛に結果をメール送信します。
[root@linux ~]# cp -a /etc/logwatch/conf/logwatch.conf /etc/logwatch/conf/logwatch.conf.org ←■ 元ファイルをバックアップ
[root@linux ~]#
[root@linux ~]# echo "MailTo = メールアドレス" >> /etc/logwatch/conf/logwatch.conf ←■ qmail用設定追記(アドレスは書き換える)
[root@linux ~]# echo "MailTo = info@example.jp" >> /etc/logwatch/conf/logwatch.conf ←■ 設定例
.qmail について
.qmailファイルは、ユーザー単位で配送方法を細かく制御するためのドットファイルです。sendmailの.forwardファイルと同様、転送やプログラムの起動も可能ですが、フォーマットは.forwardと異なるので注意が必要です。
- 転送は「&」で始める
(例)&user@example.jp
- コメントは「#」で始める
(例)# comment
- プログラムは「|」で始める
(例)program
転送設定
宛先不明のメールを転送する
[root@linux ~]# cd /home/vpopmail/domains/`hostname`/ ←■ ディレクトリ移動
[root@linux ~]# echo "| /home/vpopmail/bin/vdelivermail '' メールアドレス" > .qmail-root ←■ 転送先アドレスを.qmail-rootに書き込む
[root@linux ~]# echo "| /home/vpopmail/bin/vdelivermail '' info@example.jp" > .qmail-root ←■ 設定例
[root@linux ~]# chown vpopmail:vchkpw .qmail-root ←■ 所有者変更
[root@linux ~]# chmod 600 .qmail-root ←■ パーミッション変更
vpopmail メール転送方法
[root@linux ~]# vi /home/vpopmail/domains/ドメイン/.qmail-ユーザ名
/home/vpopmail/domains/ドメイン/ユーザ名/Maildir/ ←■ 自分のアドレスにもメール残す場合
&user@example.jp ←■ 転送先アドレスを一行毎に追記
※ 例 user1@example.jp 宛のメールを自分にも残し、user2@example.jp に転送する。
[root@linux ~]# vi /home/vpopmail/domains/example.jp/.qmail-user1
/home/vpopmail/domains/example.jp/user1/Maildir/
&user2@example.jp
:wq ←■ 保存して閉じる
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